操業期間:9月~翌年5月末
沖合底びき網漁業
6人前後が乗り込み日帰り~2日前後航海する中小型船(50トン未満)と、10人前後が乗り込み5日前後航海する大型船(80トン以上)が操業しています。
京都府沖合から山口県沖合の水深 100m~800mの海底に網を入れて、松葉ガニ・ハタハタ・カレイ類、ホタルイカなど季節に応じたさまざまな魚介類を漁獲していま
す。
船上での作業はかなり大変ですが、給料は漁獲した金額を年齢・経験に関係なく分ける歩合制のため、若い人には魅力的です。
大型船は中小型船に比べて、悪天候でも操業できるので、給料は良い傾向にありますが、その分休暇が少なく肉体的にも精神的にも大変です。
船上作業
漁獲カレンダー
操業期間:9月~翌年5月末
ベニズワイガニ かご漁業
6人前後が乗り込み日帰りが中心の小型船(18~19トン)と、12人前後が乗り込み2~3日航海する大型船(80トン以上)が操業しています。
ベニかご漁では、水深 800m~1,500m前後の海底にサバなどの餌を入れたかごを連ねて沈め、カニを誘い込んで漁獲しています。
また、ベニかご漁は関西では香住だけしかなく、漁獲されたカニは甘みが強いのが特長で「香住ガニ」として親しまれています。
船上作業:船上での、ベニズワイガニの漁獲作業。カニかごへの餌付けから魚槽へ移すまで、一連の作業風景。